花粉症・アレルギー

花粉症・アレルギー

花粉症は何科?

花粉症のシーズンになるとどの科にいくのか悩む患者さんがいらっしゃるようですが、基本的にどの科(内科、耳鼻科、小児科、眼科)でも大丈夫と思ってください。 目の症状が強く、ステロイド点眼を使わなくてはならない場合には、眼科での受診をおすすめいたします。ステロイド剤の副作用のひとつである眼圧上昇の検査は眼科で行うからです。

花粉症の症状

体の「粘膜」に花粉が取り付くと、過敏な粘膜は過剰反応を起こし赤くはれて粘液を分泌します。それが鼻水、鼻づまり、目の充血、目のかゆみ、目ヤニなどの症状になります。また花粉症により頭痛がする、熱っぽい、 口が渇く、 のどが痛い、たんが出るなどの全身症状が出る場合もあります。

花粉症の予防方法

花粉症予防の基本は、できるだけ花粉を避けることです。 まずはマスク、できれば、市販の花粉症用マスクの使用をおすすめいたします。また花粉対策用のメガネも効果的です。自宅もこまめに掃除したり帰宅時に花粉を落とすなどし室内に花粉が極力入らないようにしましょう。

花粉症の治療方法

・抗アレルギー薬点眼
かゆみの原因であるヒスタミンの発生を予防します。

・抗ヒスタミン薬点眼
ヒスタミンの活動を抑制します。

・ステロイド剤点眼
以上の治療方法でも症状が緩和しない場合や症状がひどい場合に使用します。 ステロイドは非常に効果のある薬ですが、「諸刃の剣」とも呼ばれるように、その副作用については常に注意する必要があります。

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